恋声


概要   TD-PSOLA画面   Phase Vocoder画面   Sound Effect画面   設定画面   問題と対策


Phase Vocoder画面

 「恋声」のPhase Vocoder選択時の表示画面

 TD-PSOLAが時間軸の処理であったのに対して、Phase Vocoderは周波数軸の処理です。TD-PSOLAは単音しか正しくピッチ変換できませんが、Phase Vocoderは複数の音が重なった楽曲でもピッチの変換ができます。但し、フォルマントはピッチに連動して変化します。

 マイク入力、ファイル入力の方法は、TD-PSOLAの場合と同じですので、そちらを参照して下さい。


【Spectrum Analyzerの周波数軸の選択】

 Phase Vocoder選択時に、Phase Vocoder処理で行った周波数解析結果を表示します。周波数軸は、Logスケール(20Hz〜22kHz)、リニアスケール1(0〜22kHz)、リニアスケール2(0〜8.8kHz)、Keyboardスケール(C2〜C6)の4種類を選択できます。


【ボーカルカット】

 ステレオ入力の中央に定位のあるボーカルをカットするあるいは抽出する機能です。
  ・ OFF: 処理なし
  ・ カット: ボーカルをカットします
  ・ 抽出: ボーカルだけを抽出します

 ボーカルカットで関係する設定は以下のものです。
  ・ ボーカルの音域のMin: ボーカルの最低音を指定します

 カットまたは抽出を選択すると、自動的にPitchは100%になります。