概要 TD-PSOLA画面 Phase Vocoder画面 Sound Effect画面 設定画面 問題と対策
「恋声」がうまく動作しない場合の、原因と対策
(1) CPUの処理速度の問題
定常的にProcTimeが100ms以上になる場合は、CPUの処理が間に合っていません。使用はあきらめて下さい。(ProcTimeの次の値は処理時間の瞬時値で、次の()の中は、処理時間の最小値と最大値です。)
定常的には処理は間に合っているが、一瞬だけCPUの負荷が重くなって処理が間に合わなくなった時に、音にノイズが混入する場合があります。その場合には一度STOPして再度マイクボタンを押すと正常に動作します。
(2) 息がマイクに入る
息がマイクに入ると正しくピッチ変換されません。息を防ぐマスク付のマイクを使用したり、マイクを離す等の工夫をして下さい。
(3) マイク入力のボリュームの問題
画面に表示されるレベルメーターで、音声が緑か黄色で表示されるようにマイク入力のボリュームを調整して下さい。
(4) PCのマイク入力の音質の問題
一般にPCのマイク入力の音質は悪く雑音が混入するものが多いです。マイク入力を止めて、別の装置から音声をライン入力してみて下さい。びっくりするぐらい変換が良くなる場合があります。
(5) エコーが含まれている
エコー等の音声処理を掛けない入力を使用して下さい。音声処理はピッチ変換後に掛けて下さい。
(6) WindowsVistaの問題
WindowsVistaではオーディオ処理がWindowsXPに比べてかなり遅くなっています。XPでは問題なく動作するのに、それよりCPU性能の高いVistaマシンでは動作しない場合が度々ありました。同じProcTimeでも、XPでは動作するのにVistaでは動作しない場合があります。