恋音


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基本操作

 koioto.exeをダブルクリックしてプログラムを起動します。
 ツールバーののアイコンをクリックして下さい。
 そうすると、ファイル選択のダイアログが表示されますので、解析したいWAVファイルを選択して下さい。WAVファイルを「恋音」の画面にドラッグ&ドロップすることでファイルを指定することもできます。

 読み込めるWAVファイルの形式は、16bit または 24bitで、22.05kHz以上のサンプリングレートのものです。1CH(モノラル)でも2CH(ステレオ)でもOKです。
 「EcoDecoTooL」を利用することで、mp3/mp4/aac/flv等のファイルを読み込むことができるようになります。使い方はこちら参照。

 ファイルの選択を完了すると、周波数の解析を行います。そして、ピアノロール形式で、周波数に相当する音階の周波数のパワーを表示します。
 ここで注意しなければならない点は、単音(ひとつの音しか出していない場合)であっても、解析した周波数はひとつにはならないことです。声や楽器でC3という単音を出しても、その整数倍の周波数が含まれます。つまり、C4(2倍音)、G4(3倍音)、C5(4倍音)、E5(5倍音)、G5(6倍音)、Bb5(7倍音)、C6(8倍音)、・・・ といった倍音が含まれます。
 マウスを周波数解析した画面で動かすとグレーの細長い線が表示されて、ピアノ鍵盤のどの音かが分かるようになっています。ツールバーののアイコンをクリックすると、倍音も同時に表示されるようになります。
 マウスを左クリックすると、その音程の音が鳴ります。

 ツールバーののアイコンをクリックすると、WAVファイルを再生します。は停止です。再度をクリックすると、停止した位置から再生を続けます。をクリックすると、WAVファイルの先頭に戻ります。
 をクリックするとループ再生を行うことができます。がONになっている時にマウスを右クリックして、ループの開始位置と終了位置を指定します。そして、をクリックすると、ループ再生を行います。

  のアイコンを押すと、解析結果の図(これを以降、スペクトログラムと呼ぶ)の表示の輝度を変えます。 を押すと、スペクトログラムの表示のコントラストを変えます。

 のアイコンを押すと、解析した結果をファイル名を付けて保存することができます。次回からは、のアイコンを押して保存したファイルを指定することで、スペクトログラムを速く表示することができます。

 のアイコンを押すと、表示の縦軸のグリッドを、オクターブ毎と、周波数での刻みの間で切り替えることができます。周波数表示の場合には、鍵盤に100Hz, 1kHz, 10kHzといった表示が出ます。罫線は100Hzから順に200Hz,300Hz,・・・,900Hz,1kHz,2kHz,3kHz,・・・,9kHz,10kHz,20kHz,30kHz,・・・となっています。