恋音


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設定メニュー

 のアイコンをクリックすると、設定メニューが表示されます。

 

方式の選択

 通常は「WaveTone方式」を選択してご使用下さい。周波数分解能と時間分解能がちょうど良い感じです。
 「Constant-Q方式」を選択すると、半音を必ず分離できるだけの周波数分解能を持つようになりますが、時間分解能は劣化します。

「EcoDecoTooL」を使ってWAV以外の形式のファイルを読み込む方法

1. 「EcoDecoTooL」を使用するためには、「設定メニュー」の「EcoDecoTooL.exeの場所」の右側のボタンを押して、EchoDecoTooL.exeのある場所からEchoDecoTooL.exeを選択して下さい。選択すると、『EcoDecoTooL.iniを「恋音」用に変換します。よろしいですか?』というメッセージが表示されるので、「はい」を選んで下さい。最後に、設定メニュー画面の「OK」を押して設定を終了して下さい。

2. 上記の設定を行うことで、ファイルの選択画面からは、wav/mp3/mp4/aac/flvの拡張子のファイルを選択できるようになります。それ以外にも「EcoDecoTooL」が読み込み可能なファイルはすべて読み込むことができますので、それ以外の拡張子の場合はファイル入力ダイアログの「ファイルの種類」を「すべてのファイル(*.*)」にして下さい。ドラッグ&ドロップでファイルを選択する場合には常にすべてのファイルを読み込めます。

3. ファイルを指定すると、EcoDecoTooL.iniの変更が必要な場合にはメッセージが出ますので、「OK」を押して下さい。

(補足) EcoDecoTooL.iniは「EcoDecoTooL」を使用するたびにチェックしますので、「EcoDecoTooL」側から自由に設定を変更しても差し支えありません。尚、現在動作を確認している「EcoDecoTooL」はVer1.14のものです。

4. 「EcoDecoTooL」が正常に処理を完了すると、「EcoDecoTooL」の画面は消えて「恋音」の処理が開始します。「EcoDecoTooL」が変換に失敗すると、「EcoDecoTooL」が『変換できませんでした』というメッセージを表示しますので、「OK」のボタンを押して下さい。

(補足) 上記の方法では音声ファイルがCD音質(44.1kHz,16bit)に変換されます。「恋音」はWAVファイルならば22.05kHz以上、16bit/24bit のすべてのデータを入力できます。CD音質以外の条件で入力する場合は、手動で「EcoDecoTooL」を用いて、あるいは別の手段を用いて一度WAVファイルに変換してから「恋音」に入力して下さい。

ボーカルカット

 入力音声がステレオの場合に、ボーカルカットの設定項目で「カット」を選択するとボーカルをカットした状態でスペクトログラムを表示すると同時にボーカルカットした音声を出力します。ボーカルカットは周波数軸上で行っています。ですので、ボーカルカットされた音声はステレオで出力されます。「抽出」を選択すると、ボーカルのように中央に定位のある音声のみを出力します。各処理は、「ボーカルの最低音」で設定された音程以上にボーカルが存在するものとして行います。
(周波数軸上の処理なので、基音や低次の倍音がカットされて高次の倍音だけが表示される場合があるので、スペクトログラムの解釈には注意して下さい。)

フォルマント抽出

 フォルマント抽出を「行う」に設定すると、スペクトログラム上にフォルマントを重ねて表示します。検出感度が「小」の場合は、第4フォルマントまでを表示します。「中」の場合には表示限界までのすべてのフォルマントを表示します。「大」の場合には表示の閾値を下げてフォルマントを表示します。
 一人の人の音声が入力されることを想定して処理を行います。それ以外の音声では正しく動作しません。
 フォルマント解析の方法は、ホームページの http://www.geocities.jp/moe_koigoe/koioto_formant_html/formant2.html を参考にして下さい。